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「株式会社アライブ様ご寄付」&「名古屋樟ライオンズクラブ様フードドライブ」&愛知県共同募金会様「広域活動団体先駆的活動等支援事業費」の助成を受けた「スマイルBOX」申し込み者を対象としたアンケート調査R5.8月~9月


コロナウイルス感染症は、第5類に分類されてから経過したものの、感染状況は緩やかに悪化しており、未だ不安要素を残しています。加えて物価高が追い討ちを掛け、平常時から経済面、生活面で大変なひとり親家庭においては、更に大変さが増していることと推察します。そして、まだまだコロナに感染して生活が苦しいとの相談や給食が無い夏休みで更に食費が嵩み苦しいとの相談が増えました。今回のアンケートを通して、長引くコロナ禍や物価高の影響、感染や夏休みのご苦労、夏休み後のお子様の様子など、ひとり親家庭の生活の変化及び今後の生活の上でのお悩みやお困りごとをお聴きし、皆様に少しでも明るい笑顔と元気をお届けする活動に繋げていきたいと思っております。更に、行政へも今後の支援施策検討の方向性に役立てていただくよう、皆様の声をお届けしていきます。


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令和5年度物価高で更に辛い想いをしているひとり親家庭アンケート

調査の概要

【調査対象】
愛知県内の20歳未満の子どもを持つひとり親家庭

【調査方法】
オンラインでの回答

【調査期間】
令和5年8月18日(金)〜令和5年9月11日(月)

【回答数】
564世帯

【調査項目】

  • スマイルBOXについて
  • 2023年5月以降の生活(仕事・収入・支出・家計の工夫)
  • 子どもの様子(不安・不安の原因・最も必要なこと)
  • ひとり親世帯対象支援について(子育て世帯を対象とする支援の 利用経験・ひとり親世帯を対象とする支援の利用経験)
  • 家庭状況(世帯状況・年代・住んでいる自治体・子どもの人数・子の就学状況・親の健康状態・子の健康状態)

結果の概要

【仕事の状況の変化(2023年5月以降の生活)】
感染:「仕事の量が減った 24%」「仕事がなくなった 6%」

【収入の変化(2023年5月以降の生活)】
「収入がほとんどなくなった・かなり減った(半分程)・少し減った」 51% 5割強

【支出の変化(2023年5月以降の生活)】
支出:「かなり増えた・少し増えた」92% 9割強

【子どもの不安(2023年5月以降の生活) 】
「非常に感じている・ある程度は感じている」が60% 6割  

【最も必要なこと】
「経済的援助」89.2% 9割弱 「精神的援助」24.3% 「人とのつながり」20.7%

【雇用形態】
「非常勤・パート・アルバイト」が45% 「派遣社員・契約社員」が13% 不安定な雇用形態58%

【健康状態】
あなた「どちらかというと悪い・悪い」42%  お子様「どちらかというと悪い・悪い」10%





≪仕事の状況の変化 その他 自由記述≫

  • 5月下旬に上階からの水漏れ被害で住宅工事の立ち会いなどで仕事を欠勤する日が増えた。減給もあった。
  • 看護学生であるため。学生である。
  • 仕事の量が減り更に厳しくなった為、新たな仕事を9月から始めました。
  • 負担が増えて体力が持つか不安です。足の骨折をして、休業している。
  • 仕事を探しはじめた。
  • 6月より、私が体調を崩し働けなくなってしまったため。
  • 店が潰れ、別店舗へ。仕事時間も変わったが収入は減った。
  • 病気で入院や、コロナで欠勤が続き収入が減った。
  • 会社が倒産するかもしれない
  • 自分に腫瘍が見つかり、通院、手術、療養等で約1ヵ月仕事を休んだ
  • 怪我をしたので働けません。
  • 育休中。
  • 生活レベルを上げたくて学校に通っている。
  • 支出が大幅に増えた。貯金を崩してばかり。
  • 契約期間が終わった。
  • 仕事を始めたものの7月の終わりから、私と息子が交互に体調不良になり出勤できない日が続いている。
  • 肺炎になり入院して、あまり働けなかった。その後、肋骨を骨折してしまいまた働けなくなってしまった。




≪子どもの不安の原因 自由記載≫

  • 経済面。中学生になり、公共交通機関費用等が大人料金になり、ぐんとお金が必要なった気がします。
  • 学校そのものが不安のようだ。
  • 金銭的な心配 住民税非課税世帯で授業料も11月頃の給付金が入るまで払えず滞納している。
  • 高校で必要な費用。部活や講習代など。また大受験代。
  • 母、私の失業。
  • 体調不良。
  • 通園している保育士との関係。
  • 生活。生活環境。
  • 学校。
  • 家の金銭面。物価高や光熱費。
  • 持病がなかなか治らない。
  • 経済面を気にして、必要なものを言わなかったり、高いからいいよ。などと言い断るようになった。
  • 学習、体調。


≪最も必要なこと その他 自由記載≫

子の不登校について。
養育費の取得。
母親(または父親)が学ぶ機会。
子どもの大学進学相談。
本当に相談できるところ。
安定的な収入のアップ。
カウンセリング。
安心して相談できる、頼れる存在が欲しい。
なかなか暮らしが安定していない。
スイミングに通わせたい。
子どもとの会話。
教育支援(付き添ってやらないと勉強できない)。
今はとても悩みが多く苦しい、消えたくなることもある。









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